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ヒストリー

設立からのあゆみと50年の実績についてご紹介します。

誕生までの軌跡

1957年(昭和32年)11月8日
国際会議場等の施設を京都に設置すること等について(昭和32年11月8日 閣議における総理大臣発言及び閣僚意見)

  • 内閣総理大臣から次の趣旨の発言があり、閣僚一同これに賛成、内閣官房長官を中心として早急に
    具体策を練り、明年度予算に取り入れることとした。
  • ・今後各種の国際会議をわが国で開くようにすることは、いろいろの意味で結構なことである。
    ・受入体制の整備に当たり、今後わが国における主要な国際的催しについては東京と並んで京都を中心としたい。
    ・京都に国際的な会議場を設置するため、政府としては相当の予算を来年度に計上したい。

  • ※出典:国立公文書館保存「次官会議資料・昭和32年11月11日 件名:国際会議場等の施設を京都に設置すること等に
    ついて(内閣官房)より一部を抜粋し要約」
  • これを受けて、具体的な検討が進められた。

1959年(昭和34年)9月15日
京都市宝ヶ池に国際会議場を建設することが、以下の理由により閣議決定された。

  • ・京都市が日本の誇る歴史と文化の都市であること
    ・市内には著名な社寺仏閣をはじめ伝統工芸品などの豊富な観光資源が多いこと
    ・建設候補地である宝ヶ池周辺が日本庭園的な典雅な美しさを有していること

1962年(昭和37)11月19日
起工式が行われ、整地工事が着手された。

1966年(昭和41)5月21日
国立京都国際会館が開館した。

Conference History

国立京都国際会館は、開館以来、18,500件を超える会議・イベントを開催し、日本の国際会議の歴史とコンベンションの基盤をつくってきました。

1992年3月
第8回ワシントン条約締約国会議
1993年4月
第45回国際捕鯨委員会科学委員会及び総会
1994年9月
国際電気通信連合(ITU)全権委員会議
1997年12月
地球温暖化防止京都会議(COP3)
「京都議定書」を採択
※「京都議定書は」1997年12月11日、同会議
にて採択され、2005年2月16日に発効された。
1998年12月
第22回世界遺産委員会会議
1999年7月
第4回国連軍縮京都会議
1999年10月
第63回国際電気標準会議
2003年3月
第3回世界水フォーラム
2004年11月
第1回科学技術と人類の未来に関する
国際フォーラム-STSフォーラム
2005年5月
ASEM第7回外相会合
2006年6月
第20回国際生化学・分子生物学会議
2007年5月
第40回アジア開発銀行年次総会
2008年6月
G8京都外相会合における国際メディア
センター及び共同記者会見
2008年10月
源氏物語千年紀記念式典
2009年7月
第36回国際生理学会世界大会(IUPS 2009)
2010年11月
第17回APEC財務大臣会合
2011年7月
第23回国際血栓止血学会
2011年12月
第15回ILOアジア太平洋地域会議
2012年11月
世界遺産条約採択40周年記念最終会合
2013年8月
2013年京都国際地理学会議
2015年4月
第29回日本医学会総会 2015 関西
2015年6月
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)第8回会合
2016年10月
国際外科学会世界総会
2019年5月
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
第49回総会
2019年9月
第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会 2019
(ICOM KYOTO 2019)
2021年3月
第14回国際連合犯罪防止刑事司法会議
(京都コングレス)
2023年10月
Internet Governance Forum 2023
開催事例