国立京都国際会館について > 選ばれる理由 > コンセプト
ICC Kyotoは京都市内という日本の文化の中心にありながら、市内中心部からも15分程度と恵まれたアクセス環境にあります。1966年の開館以来、15万6,000㎡の広大な敷地に、本館、イベントホール、ニューホール、アネックスホール、日本庭園のほか、隣接するホテルを擁し会議専用のコンプレックスエリアを形成してまいりました。「人は自然の中に集い話し合う」というコンセプトの下、設計されたICC Kyotoには、風光明媚な宝ヶ池を借景にとりこんだ日本庭園があり、シンボル的な存在となり多くの方に愛されています。この庭園を望む四季折々の風情が楽しめる宴会場や、ICC Kyotoの中心的な場所に位置し、多くの人々をお迎えする広くて開放的なロビー・ラウンジと70室に及ぶ会議場等が一体となって「人々の交流の場」をつくり出しています。開館以来、1,200万人の方々をお迎えしてまいりましたICC Kyotoは、これからも人々の交流のための貴重な舞台でありつづけるために、2018年に、あらたなステージに進みます。
2018年10月には、多目的に使用可能な「ニューホール」があらたに加わり、3棟目の別館がオープンしました。「既存施設との調和と革新」「豊かな自然環境に協調するデザイン」を設計コンセプトとし、パブリックスペースには「京都ならでは」の調度・備品を備えたあたらしい空間が誕生しました。「京都らしい」交流の場を会場のラインアップに加えることで、お客様の多様なニーズにお応えすることが可能となります。本館とニューホールを加えた3棟の別館は屋根付通路で結ばれ、複合施設としての有機的な繋がりを形成しています。全館及び隣接するホテルとの間には、デジタルネットワークシステムを容易に構築することが可能で、LIVE中継やデータ配信により、10,000名を超える大型会議が、より快適な環境でご開催いただけます。
時代とともに発展する関連テクノロジーを積極的に取り入れ、国際会議場としての基本機能を向上させることはもちろんのこと、これまで以上に快適な空間、居心地のよい空間づくりにも気を配り、そして利便性の向上にも取組んでまいります。いつお越しいただいても、会議やイベントに集中いただける環境づくり。そして緊張感から解放された後も、人々の語らいを促し、長時間ご滞在いただいても心地よく快適な空間。京都を、そして日本を肌で感じていただける他に類を見ない雰囲気づくりを引き続き目指し、最適なコミュニケーションスペースとサービスの提供を続けてまいります。