糖尿病患者数が最多であるアジア西太平洋地区では、民族や文化的背景も多彩なことから糖尿病の病態が多様であり、科学的根拠に基く糖尿病のアプローチが急務な状況です。今回は、「西太平洋地区における糖尿病の多様性の探求;科学的根拠に基づく糖尿病の教育とケア」をテーマに東アジア、東南アジア、その他西太平洋地区の医療者、研究者4,081名が一堂に会し、糖尿病に関する臨床ならびに基礎研究 、教育 、治療 について議論を展開しました。
また、市民イベントとして「市民公開講座」、「3 Kmラン&ウォーク」、「体がよろこぶ健康いきいき体操」、「糖尿病カンバセーション・マップ」が開催され、参加者数は1,598名でした。糖尿病減少に関するアピールのため、国際会館をはじめとする二条城、東寺、清水寺等の名所がブルーにライトアップされ夜空に幽玄な姿を浮かべました。