東アジア地域包括的経済連携(RCEP)第8回会合が、2015年6月8日(月)から13日(土)にかけて開催され、ASEAN10ヵ国に加え他6ヵ国から、海外からの500名を含む約700名が参加しました。
RCEPは、環太平洋経済連携協定(TPP)と並ぶ大型自由貿易協定です。2013年の交渉開始から、今回で8回目になる実務者会合と2回の閣僚会合を開いてきました。今次会合では、高級実務者レベルの貿易交渉委員会会合に加え、物品貿易、サービス貿易、投資、経済技術協力、知的財産、電子商取引に関する専門家会合等が開催され、交渉の取り進め方や、交渉分野等についての議論が行われました。
会期中のイベントホールでの昼食は、ベジタリアン料理やムスリム料理が提供されるなど、参加者に合わせた工夫が施されました。
会議は14日未明まで続き、活発な議論がなされました。次回の閣僚会合は8月に予定されています。