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科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)第10回年次総会

10月6日から8日にかけて、科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)第10回年次総会が開催されました。3日間でおよそ100か国・地域からノーベル賞受賞者や科学技術担当閣僚、大企業の経営者ら約1,100人が参加し、エネルギーや医療、人口・資源問題など様々なテーマについて議論が交わされました。

開会式には安倍晋三首相が出席し、福島第1原発事故への対応について「解決の為にみなさんの知識を必要としている」と解決への協力を求め、「課題への対処のため、世界中から最も先進的な知見を吸収しなくてはならない」と強調されたほか、温室効果ガス削減の技術革新を促すための国際会議「世界エネルギー環境イノベーションフォーラム」を来年10月に東京で行うことを表明されました。

また、京都大学の山中伸弥教授が座長を務めたiPS細胞を難病患者らへの治療につなげるための課題や解決策を考える分科会「iPS細胞の新たな発展」では、7名の研究者らが講演した後、傍聴した国内外の研究者ら約40人と共に意見交換などが活発に行われました。

次回のSTSフォーラム第11回年次総会は、2014年10月5日(日)から7日(火)まで京都(国立京都国際会館)で開催される予定です。

日程  :
2013/10/06~2013/10/08